【地域別】全国の隠れた金運神社（北海道・東北・東海・北陸・中国・四国・九州）

「金運アップといえば、東京の小網神社や京都の御金神社が有名だけど、自分の住んでいる地域や、旅行先にも強力なパワースポットはないだろうか？」

「関東や関西以外の、例えば九州や東北、北海道で、地元の人ぞ知る『本物』の金運アップ神社を知りたい」

そのようにお考えではありませんか。

日本には八百万の神様がいらっしゃると言われる通り、金運や財運にご利益のある強力なパワースポットは、全国各地に「隠れた名所」として存在しています。

この記事では、有名な観光地の神社だけでなく、日本全国の各エリア（北海道、東北、甲信越、北陸、東海、関西、中国・四国、九州）に点在する、知る人ぞ知る金運アップ神社・パワースポットを地域別に厳選してご紹介します。

あなたの地元や、次の旅行先で訪れるべき「あなただけの金運神社」が、きっと見つかるはずです。

 

北海道エリア

 

広大な大地が広がる北海道にも、古くから金運を支えてきたパワースポットが存在します。

 

銭函弁天山（北海道小樽市）

「銭函（ぜにばこ）」という、まさに金運を象徴する地名にあるパワースポットです。

正式名称は「銭函天狗岳（ぜにばこてんぐだけ）」ですが、「銭函弁天山」や「銭天（ぜにてん）」の愛称で親しまれています。 

その昔、この地はニシン漁で莫大な富を生み出す「ニシン御殿」が立ち並ぶ、日本有数の裕福な場所でした。

その富の源である海の安全と豊漁を願い、漁師たちが厚く信仰したのが、この弁天山に祀られる「弁財天」です。

弁財天は、水の神であると同時に、芸術や財宝を司る七福神の一柱でもあります。

「銭函」の地名パワーと、弁財天の財運パワーが融合した、北海道屈指の金運スポットと言えるでしょう。

東北エリア

 

豊かな自然と歴史が息づく東北地方には、”金”に直接関わる強力な神社が鎮座しています。

 

黄金山神社（宮城県石巻市）

宮城県・金華山（きんかさん）の山頂に鎮座する、まさに「黄金」の名を冠する神社です。

金華山は、日本で初めて「金」が産出された場所として知られています。

奈良時代、東大寺の大仏を建立する際に金が不足し、聖武天皇が金の産出を祈願したところ、この地から金が産出され、無事に大仏が完成したと伝えられています。

この功績により、黄金山神社は「日本三大弁財天」の一つに数えられるようになりました。

「3年続けてお参りすれば、一生お金に困らない」という言い伝えがあるほど、強力な金運・財運のパワースポットとして、全国から参拝者が訪れます。

 

毛越寺（岩手県平泉町）

岩手県の世界遺産・平泉。

中尊寺金色堂があまりにも有名ですが、同じく平泉文化を代表する毛越寺（もうつうじ）も、金運と深く関わるお寺です。

毛越寺は、奥州藤原氏二代・基衡公が建立した寺院で、その「浄土庭園」は平安時代の理想郷（浄土）を地上に再現したものとされ、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。

「浄土」とは、仏教における苦しみのない理想の世界であり、物質的にも精神的にも「究極の豊かさ」を象”徴しています。

この浄土庭園を散策し、その「豊かさの波動」に触れることで、自らの金運の土台を強固にすると言われています。

甲信越エリア

 

日本アルプスなど雄大な山々に抱かれた甲信越エリアには、日本最強クラスの金運神社が集中しています。

 

新屋山神社（山梨県富士吉田市）

「日本一の金運神社」として、今や全国にその名を知られるのが、山梨県にある新屋山神社（あらややまじんじゃ）です。

富士山の二合目に鎮座するこの神社は、古くから山の神（大山祇命）を祀り、林業や地域の守り神として信仰されてきました。

近年、「ここにお参りするとお金に困らなくなる」「会社の経営が上向いた」という口コミが経営者や自営業者の間で広まり、金運の総本山として爆発的な人気を博しています。

麓にある「本宮」と、富士山二合目にある「奥宮」の二つがあり、特に金運のパワーが強いとされるのは「奥宮」です（※冬季は閉鎖）。

お参りの際には、本宮で神様にお伺いを立てる「お伺い石」を試してみるのも良いでしょう。

 

彌彦神社（新潟県弥彦村）

新潟県で最も格式の高い「越後一宮」として、絶大な信仰を集めるパワースポットが彌彦神社（やひこじんじゃ）です。

ご祭神は、天照大御神の曾孫にあたる天香山命（あめのかぐやまのみこと）。

天香山命は、越後の人々に稲作や漁業、製塩などの技術を教え、この地の産業と生活の礎を築いた「文化産業の神様」です。

つまり、彌彦神社のご利益は、宝くじのような一時的なものではなく、「仕事運」や「事業運」といった、自らの力で富を生み出す「本質的な金運」を強力に後押ししてくれるものです。

仕事での成功、商売繁盛、給与アップを願う方には、特におすすめの神社です。

北陸エリア

 

日本海に面し、豊かな食文化と伝統工芸が息づく北陸エリアにも、財運にご利益のある神社があります。

 

金剱宮（石川県白山市）

石川県にある金剱宮（きんけんぐう）は、「知る人ぞ知る、日本最強クラスの金運神社」の一つとして、特に経営者や投資家から篤い信仰を集めています。

全国の「白山（しらやま）神社」の総本宮である白山比咩神社（しらやまひめじんじゃ）のすぐ近くにありながら、あまり目立つ存在ではありませんが、そのご利益は絶大と言われています。

ご祭神は、鉱山や金属、鍛冶の神様を祀っています。

古来「金属（きんぞく）」は「金（きん）」に通じ、富の象徴でした。

現代においても、金融や製造業、IT関連など、お金や技術に関わる仕事の守護神として、多くの成功者が密かに参拝に訪れると言われています。

東海エリア

 

日本の中央に位置し、製造業や商業が盛んな東海エリアには、その名も「黄金」の神社が点在します。

 

黄金神社（愛知県名古屋市）

愛知県名古屋市の中心部、山田天満宮の境内にあるのが黄金神社（こがねじんじゃ）です。

その名の通り、金運招福のご利益が非常に高いとされ、境内には「銭洗い」ができる「黄金清水（こがねしみず）」が湧き出ています。

ザルにお金や宝くじを入れ、この御神水で清めることで、お金の「厄」を落とし、金運を呼び込むパワーをチャージできるとされています。

名古屋随一の金運スポットとして、多くの参拝者で賑わいます。

 

金神社（岐阜県岐阜市）

岐阜県の中心部、岐阜市に鎮座する金神社（こがねじんじゃ）は、黄金に輝く「金（こがね）の鳥居」が目印の神社です。

ご祭神は、産業や織物を司る渟熨斗姫命（ぬのしひめのみこと）などで、古くから地域の産業発展と財産守護の神として信仰されてきました。

特に、毎月最終金曜日（プレミアムフライデー）に授与される「金の御朱印」は、金運アップのお守りとして絶大な人気を誇ります。

視覚的にも「金」のパワーを強く感じられる、岐阜を代表する金運スポットです。

 

來宮神社（静岡県熱海市）

静岡県・熱海温泉郷にある來宮神社（きのみやじんじゃ）は、金運の中でも特に「健康と長寿」という側面から富を支えるパワースポットです。

ご神木である樹齢2000年を超える「大楠（おおくす）」は、国の天然記念物にも指定されており、その圧倒的な生命力は見る者を圧巻します。

この大楠の周りを「心に願いを込めながら一周すると願いが叶う」「一周すると寿命が一年延びる」という伝説があります。

金運は、まず健康な体があってこそ成り立つもの。

この大楠の生命力（エネルギー）を浴びることで、心身ともにリフレッシュし、金運を呼び込むための「土台」を強固にしてくれるとされています。

関西（近畿）エリア

 

京都や大阪が有名ですが、歴史ある奈良県にも強力な金運パワースポットがあります。

 

朝護孫子寺（奈良県平群町）

奈良県生駒郡にある朝護孫子寺（ちょうごそんしじ）は、「信貴山（しぎさん）の毘沙門さん」として親しまれる、毘沙門天王（びしゃもんてんのう）を祀る総本山です。

毘沙門天は、七福神の一柱であり、武運や勝負事、そして「財宝」を司る神様です。

聖徳太子がこの地で毘沙門天を感得したのが「寅の年、寅の日、寅の刻」であったことから、信貴山は「虎」と非常に縁が深く、境内には「世界一の福寅」と呼ばれる巨大な張り子の虎があります。

虎は「千里を行って千里を帰る」力を持つことから、「使ったお金が（仲間を連れて）戻ってくる」縁起物とされています。

勝負運と金運の両方を高めたい方におすすめのお寺です。

九州エリアの金運アップ神社

 

さて、金運アップ神社「九州」をお探しの方、お待たせいたしました。

火山や神話の地が数多く残る九州エリアには、全国的にも非常にユニークで強力な金運パワースポットが揃っています。

特に福岡や熊本には、そのご利益の逸話が全国に知れ渡る有名な場所があります。

 

南蔵院（福岡県篠栗町）

福岡県篠栗町（ささぐりまち）にある南蔵院（なんぞういん）は、金運、特に「宝くじ運」にご利益があるとして、日本で最も有名なお寺の一つです。

最大の見どころは、ブロンズ製としては世界一の大きさを誇る「釈迦涅槃像（しゃかねはんぞう）」、いわゆる「寝仏」様です。

この南蔵院が全国的に有名になったのは、ここの住職が「宝くじで1億3千万円の高額当選」を果たし、その後も数々の当選を経験しているという、驚くべき実話があるからです。

住職は、当選金の一部を福祉施設へ寄付するなどしており、その「無欲の勝利」にあやかろうと、多くの参拝者が訪れます。

参拝の際は、涅槃像の「足の裏」に触れてご利益をいただくのが定番です。

 

宝来宝来神社（熊本県南阿蘇村）

熊本県・南阿蘇の山中にある宝来宝来神社（ほぎほぎじんじゃ）は、そのユニークな名前と強烈なご利益で、近年急速に人気を集めている金運スポットです。

この神社は、ある日、この地の岩（御神体）が夢枕に立ち、「宝くじを買って、当たったら私を祀ってほしい」とお告げをしたことが始まりとされています。

そのお告げ通りに宝くじを購入したところ、高額当選。

その当選金をもとに建立されたのが、この宝来宝来神社です。

「ほぎほぎ」という名前は、「宝（たから）が来る（き）」が訛ったものとも言われ、その名の通り、宝くじやギャンブル運、商売繁盛にご利益があるとされています。

派手な見た目とは裏腹に、参拝者の感謝の言葉がびっしりと書かれた絵馬が、そのご利益の証左となっています。

中国・四国エリア

 

神話の国・出雲や、お遍路文化が根付く中国・四国地方にも、ユニークな金運スポットがあります。

 

金屋子神社（島根県安来市）

島根県安来市（やすぎし）は、古来より「たたら製鉄」が盛んな地でした。

金屋子神社（かなやごじんじゃ）は、その製鉄・鍛冶の神様である「金屋子神（かなやごかみ）」を祀る総本宮です。

「鉄」や「金属」は、現代でいう「金融」「工業」「製造業」の象徴であり、金屋子神はまさにお金を生み出す「産業の神様」です。

派手さはありませんが、製造業や金融関係、技術職の方々が、仕事の成功と財運を祈願するために訪れる、玄人好みのパワースポットです。

 

銭形砂絵（香川県観音寺市）

香川県観音寺市にある「銭形砂絵（ぜにがたすなえ）」は、神社仏閣ではありませんが、非常に強力な金運パワースポットとして有名です。

これは、江戸時代の寛永通宝（かんえいつうほう）を模した巨大な砂絵で、その大きさは東西122m、南北90mにも及びます。

この砂絵を見た者は、「健康で長生きし、お金に不自由しない」という言い伝えがあり、多くの観光客が訪れます。

琴弾山（ことひきやま）の山頂展望台からその全景を眺めるのが、最もご利益があるとされています。

神社参拝で金運を最大限に引き寄せる心構え

 

全国の金運神社を紹介してきましたが、最後に、参拝時に最も大切な心構えをお伝えします。

それは、「欲望」ではなく「感謝」から入ることです。

「お金持ちになりたい！」と自分の欲望だけをぶつけるのではなく、「今、こうして健康で生活できていることへの感謝」をまず神様にお伝えください。

その上で、「私はこれから、仕事（あるいは〇〇）を一生懸命頑張りますので、どうぞお力添えをお願いいたします」と、自らの「行動の誓い」を立てることが重要です。

神様は、努力する人を応援してくださいます。

また、神社の境内を清掃する、あるいは自宅の玄関やトイレを綺麗に掃除してから参拝するなど、神様をお迎えする準備を整えることも、金運アップの秘訣です。

まとめ

 

この記事では、北海道から東北、東海、北陸、そして九州（福岡・熊本）に至るまで、全国に点在する「隠れた金運アップ神社」を地域別にご紹介しました。

東京や京都の有名な神社でなくとも、あなたの地元や旅先には、その土地のエネルギーと歴史に根ざした強力なパワースポットが必ず存在します。

大切なのは、その場所を訪れ、清らかな空気を感じ、自らの手で未来を切り開く決意を神様に報告することです。

このリストを参考に、ぜひあなたと相性の良い神社を見つけ、金運アップの第一歩を踏み出してみてください。

ださい。

エリア	神社名・寺社名	所在地	主なご利益（記事内容に基づく）
北海道	銭函弁天山	北海道小樽市	金運招福、商売繁盛
東北	黄金山神社	宮城県石巻市	金運、開運招福、商売繁盛
東北	毛越寺	岩手県平泉町	財運、無病息災
甲信越	新屋山神社	山梨県富士吉田市	金運上昇、商売繁盛
甲信越	彌彦神社	新潟県弥彦村	仕事運、商売繁盛
北陸	金剱宮	石川県白山市	金運、商売繁盛、産業発展
東海	黄金神社（山田天満宮内）	愛知県名古屋市	金運招福、商売繁盛、開運くじ
東海	金神社	岐阜県岐阜市	金運招福、商売繁盛
東海	來宮神社	静岡県熱海市	健康長寿、心願成就（金運の土台）
関西	朝護孫子寺（信貴山）	奈良県平群町	金運招福、商売繁盛、勝負運
九州	南蔵院	福岡県篠栗町	宝くじ当選、金運上昇
九州	宝来宝来神社	熊本県南阿蘇村	宝くじ当選、ギャンブル運、金運全般
中国・四国	金屋子神社	島根県安来市	産業発展、商売繁盛、金運
中国・四国	銭形砂絵	香川県観音寺市	金運招福、健康長寿